生きることを信じるということ(グリモー『幸せのレッスン』より)

ここ1年位はまっている、グリモーさんの本より。
気持ちを整えてモチベーションを維持するための言葉。
序盤に登場する文学先生の考え方が、自分の中に反省の気持ちを湧き起こすと同時にすっと入ってくる。

(...)生きることを信じるということは、それが持つ力を信じるということです。
生きる力をすべて自分のものにするためには、あらゆるお荷物やくだらない苦悩から解放されなければならない。それは愛されたいとか、認められたいとか、ほめられたいとかいったもので、最終的には憎しみを生み出してしまうものです。生きる力とは、自分以外の存在へ向けての命の躍動です。自分以外の存在を愛すること、賞賛することです。しかし、それはけっして見返りを求めるものではなく、完全な自由から生まれるものでなくてはならない。(p.36-37)