「令和」の出典は、『万葉集』の「梅花の歌32首」の序
新元号『令和』の出典が『万葉集』から来ているということで、早速書店では特集コーナーが作られるなど一大キャンペーンに。
また岩波文庫のツイートでは、その由来を更に遡ると、中国の詩文集『文選』(もんぜん)の句も踏まえているのではとのこと。
新元号「令和」の出典は、『万葉集』の「梅花の歌32首」の序。太宰帥の大伴旅人邸で梅花の宴が開かれ、太宰府官人などが歌を詠んだもの。序は旅人自身が作ったとされています。「あたかも初春のよき月、気は麗らかにして風は穏やかだ。」(『万葉集(二)』☞ https://t.co/GDOxGXTFqs ) pic.twitter.com/rYkGpMKEXT
— 岩波文庫編集部 (@iwabun1927) 2019年4月1日
万葉集とセットで『文選』も売れそう。
自分も含め記号のやり取りのような業務連絡の味気なさに浸る日常にいる人間にとって、こうしたきっかけでも古典への関心が高まるのも、すごくいいのではないかなと思う。
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