読書メモ

シャーロック・ホームズを発表順に読む

GWからシャーロック・ホームズシリーズの読書を開始。延原謙訳の新潮文庫版を原作の発表順に並べると以下のようになるので、この順番で読みすすめることに。 英語原文にも挑戦してみたい。 緋色の研究 四つの署名 シャーロック・ホームズの冒険 シャーロック…

未完成の中に追放されている(グリモー『幸せのレッスン』より)

文学先生の言葉より。 ボードレールはこんなふうに言っています。「詩によって、詩を通して、そして音楽によって、音楽を通して、魂は墓の背後に広がる燦然たる輝きにふときづくことができる」*1と。私たちは美しいものと出会ったときに涙を流しますが、ボー…

生きることを学ぶということ(グリモー『幸せのレッスン』より)

引き続き文学先生の言葉より。 生きることを学ぶということは、何よりもまず、人生を愛することを学ぶことです。愛するとはどういうことかをね。窓を開けてみてください。そこには空や海がある。そこから愛は流れるように入ってきます。そして十分に愛に浸か…

自分にないものを求め続ける(グリモー『幸せのレッスン』より)

先日に続いて、文学先生の言葉より。 「すでに知られていること」を理解したり、それを深めることに満足してはいけない。時がくればむしろ、知らない分野へと踏み出すべきなのです。技を習得する過程で各自がこうした強い思いもって取り組めば、自分が持って…

生きることを信じるということ(グリモー『幸せのレッスン』より)

ここ1年位はまっている、グリモーさんの本より。 気持ちを整えてモチベーションを維持するための言葉。 序盤に登場する文学先生の考え方が、自分の中に反省の気持ちを湧き起こすと同時にすっと入ってくる。 (...)生きることを信じるということは、それが持つ…

網の目のように広がる書物たち 『生きる哲学』を軸に

生きる哲学 (文春新書)作者: 若松英輔出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/11/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (22件) を見る 若松英輔氏によるこの書物では、哲学者だけでなく、詩人、芸術家、心理学者、皇后美智子様まで、一つの肩書では語れな…

旧約聖書 創造の物語のリアリティと、贖罪思想の段階

『旧約聖書』p8 天地万物の創造(「創世記」一―三章) このように、祭祀文書の創造物語は、ほとんど人間の想像を絶するような、偉大な五つの言葉*1をもって始まるわけだが、ここには古代のヘブライ人の感得した生き生きとしたリアリティが込められている。人…

リーダーとは

企業の中での役割を考える場合、業務上の問題点の把握とそれに対する現実的な対処法の提示、そしてその実践と検証が必要であるという認識を常に頭においておく。 リーダーになるのは「どういう対応策をとるか」わかっている人だ。数人の旅行グループから企業…

アウグスティヌスの時間定義と「いまに在る」生き方

アウグスティヌスは時間という不思議な経験を人間の精神的能力と関係させて、現在を知覚、過去を記憶、未来を期待と規定しました。こうすることによって、広大な時間の流れは全部、一人ひとりの意識の構造の中に取り込まれてしまうのです。限られた小さな人…