読書メモ

網の目のように広がる書物たち 『生きる哲学』を軸に

生きる哲学 (文春新書)作者: 若松英輔出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/11/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (22件) を見る 若松英輔氏によるこの書物では、哲学者だけでなく、詩人、芸術家、心理学者、皇后美智子様まで、一つの肩書では語れな…

旧約聖書 創造の物語のリアリティと、贖罪思想の段階

『旧約聖書』p8 天地万物の創造(「創世記」一―三章) このように、祭祀文書の創造物語は、ほとんど人間の想像を絶するような、偉大な五つの言葉*1をもって始まるわけだが、ここには古代のヘブライ人の感得した生き生きとしたリアリティが込められている。人…

リーダーとは

企業の中での役割を考える場合、業務上の問題点の把握とそれに対する現実的な対処法の提示、そしてその実践と検証が必要であるという認識を常に頭においておく。 リーダーになるのは「どういう対応策をとるか」わかっている人だ。数人の旅行グループから企業…

アウグスティヌスの時間定義と「いまに在る」生き方

アウグスティヌスは時間という不思議な経験を人間の精神的能力と関係させて、現在を知覚、過去を記憶、未来を期待と規定しました。こうすることによって、広大な時間の流れは全部、一人ひとりの意識の構造の中に取り込まれてしまうのです。限られた小さな人…